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マレーシア交通省は、中国との共同建設プロジェクトである東海岸鉄道(East Coast Rail Link:ECRL)が大きく進展し、建設全体の進捗率が90.81%に達したと発表した。プロジェクトは当初の予定を上回る進行を見せており、2026年12月の工事完了、2027年1月の正式な商業運行開始を目指している。
ECRLは、マレーシア西海岸のゴンバックから東海岸のクランタン州コタバルまで約665キロにわたる鉄道インフラ整備事業で、総事業費は100億ドル(約1兆5,500億円)を超える大型プロジェクトだ。現在までに41本のトンネルがすべて貫通し、軌道敷設距離は約500キロに達している。
この鉄道は、東西を結ぶ交通ネットワークの中核となると期待されている。完成後は、クアラルンプール首都圏と東海岸地域をつなぐ移動時間の短縮や物流の効率化、沿線地域の経済活性化に寄与するとの見方が強い。観光や貨物輸送にも大きな影響を与えるとみられる。
政府関係者は、進捗率の高さを評価するとともに、現地文化や景観を取り入れた駅舎デザインなども紹介しており、インフラ整備だけでなく地域との調和にも配慮した事業となっているという。完工後は、数多くの駅やハブとなるターミナルが地元経済の発展を支える役割を担うことが期待されている。
ECRLは中国との戦略的パートナーシップを象徴する大型インフラ案件として、国際的にも注目されている。建設推進を担うマレーシア政府や関連企業は、今後も安全で円滑な運行開始に向けた最終調整を進める方針だ。