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28日午前8時55分ごろ、マレーシア南部のジョホール州パゴー(ブギット・ケポン周辺)で弱い地震(マグニチュード3.4)が発生した。気象当局によると、震源の深さは約10キロで、津波の心配はないという。
マレーシア気象局(MetMalaysia)はこの地震について声明を発表し、ジョホール州や近隣のマラッカでも軽い揺れが観測されたと説明した。今回の地震によるけが人や建物被害の報告はなく、状況は安定していると当局は強調している。
ジョホール州首相のオーン・ハフィズ・ガジ氏は、関係機関と連携しながら引き続き状況を注意深く監視していると述べた。また、住民には落ち着いて行動し、構造物の不安定な場所を避けるよう注意を呼びかけた。
今年は同州で度々弱い地震が観測されており、これもその一環と見られている。マレーシア半島は主要なプレート境界上にはないものの、地元の断層活動により時折低い規模の地震が発生することがあると専門家は指摘している。
気象当局は、今後も地震活動の監視を継続し、必要に応じて追加の情報を公表する方針だ。