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マレーシアの2025年第2四半期国内総生産(GDP)は前年同期比4.4%増となり、市場予想の4.5%にはわずかに届かなかったものの、前期と同水準を維持した。
家計消費の底堅さと労働市場の安定が成長を支えたが、輸出は減速しており、世界経済の不透明感が下期の見通しを曇らせている。
特に米国が中国製半導体に最大100%の関税を検討していることが、対外需要に影響を及ぼす可能性があると警戒されている。
マレーシア中央銀行はこうしたリスクを踏まえ、成長予測を下方修正し、7月には5年ぶりとなる利下げを実施した。
物価上昇圧力は一服しているが、外部要因による景気変動のリスクは依然高く、当局は慎重な金融政策運営を続ける方針を示している。