ホームマレーシアニュースFirefly、8月19日よりジェット機運航をKLIA第1ターミナルへ移転 
Firefly、8月19日よりジェット機運航をKLIA第1ターミナルへ移転 

Firefly、8月19日よりジェット機運航をKLIA第1ターミナルへ移転 

2025.08.01 政治・社会

マレーシア・アビエーション・グループ(MAG)は、傘下の格安航空会社Fireflyのジェット機運航を2025年8月19日よりスバン空港からクアラルンプール国際空港(KLIA)第1ターミナルへ移転すると発表した。

MAGのイザム・イスマイルCEOは、この移転は「困難だが必要な決断」であり、グループ全体のハブ&スポーク戦略の一環であると説明した。


今回の移転により、Fireflyはマレーシア航空の国際ネットワークを強化する役割を担い、国内線からの乗り継ぎ利便性が向上する。
さらに、MAGの地上サービス、機内食、整備体制の統合活用が可能となり、新路線やチャーター便展開の足がかりにもなる。


Fireflyは現在、スバン空港から5機のB737-800と9機のATR機を運航しており、ジェット機によるペナン、コタキナバル、クチン、シンガポール、ランカウイなどへの便を提供している。
移転後は、8月19日にタワウ線を皮切りに、主要都市への段階的な運航開始を予定している。


ATRによる短距離便は引き続きスバン空港から運航し、クチン、アロースター、ランカウイ、セレターなどの路線は継続する。MAGは現在、ATR機の更新も検討中で、年末までに決定する見込みだ。


今回の移転により、スバン空港のジェット枠は他航空会社に開放され、マレーシアの航空ネットワーク再編がさらに進展する見通しとなった。


 

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