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マレーシア財務省は、9月17~23日の燃料小売価格を発表し、RON97ガソリン、補助金なしのRON95ガソリン、ディーゼルをそれぞれ1リットル当たり35セン値上げした。
RON97は4.50リンギから4.85リンギ、補助金なしのRON95は4.02リンギから4.37リンギ、補助金なしのディーゼルは4.92リンギから5.27リンギとなる。
財務省によると、値上げの主な要因は中東情勢の緊迫化による世界的な燃料価格の上昇。ホルムズ海峡周辺で船舶への攻撃が相次ぎ、同海峡を通過する船舶が大幅に減少したほか、サウジアラビアの東西パイプラインもドローン攻撃を受け、一時的に操業を停止した。
こうした供給不安を背景に、燃料価格の算定期間中には北海ブレント原油が1バレル=100米ドルを超え、一時110米ドル近くまで上昇した。ロシアの石油精製能力の低下なども石油製品価格を押し上げている。
一方、補助金制度「BUDI95」の対象者が支払うRON95は1リットル1.99リンギに据え置く。政府が1リットル当たり2.38リンギを負担する。BUDIディーゼルの対象者も2.10リンギに据え置かれ、政府の補助額は同3.17リンギとなる。
政府は、国際的な燃料価格の変動から国民や企業を守るため、対象者への燃料補助を継続するとしている。