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マレーシア・セランゴール州のイスラム宗教機関(MAIS)は、2025年2月から8月にかけて、Global Ikhwan Services and Business Holdings(GISBH)の元信者2,400人以上、うち多くの子どもたちが宗教的リハビリテーションプログラムを受講したと報告している。
このプログラムは、GISBHがかつてアラークアム運動の後継組織と見なされ、信者に対して偏った教義や精神的支配を行っていたとの背景を受けて、信仰と道徳の回復を目的としている。
特に、子どもたちは宗教的な教育とともに、社会復帰に向けた支援を受けている。
MAISは、宗教的リハビリテーションに加え、生活支援や教育支援などの包括的な支援を提供しており、元GISBH信者の社会復帰を支援している。
この取り組みは、マレーシア社会における宗教的多様性と共生の重要性を再認識させるものとなっている。
*GISBH(Global Ikhwan Services and Business Holdings)は、かつての宗教団体「アル・アルカム」の後継とされるイスラム系企業グループで、教育や農業、食品製造などを手がけている。 2024年に人身売買や虐待などの疑惑で大規模捜査を受け、幹部含む多数が逮捕され、現在も捜査が続いている。