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マレーシアの統合型リゾート運営大手ゲンティン・マレーシアは8月19日、米国ニューヨーク州に保有する「リゾーツ・ワールド・キャッツキルズ」の非ゲーミング資産売却を進めていることが明らかになった。
同社の動きについて、マレーシアのメイバンク銀行は最新の分析で、2026年度の収益が最大24%押し上げられる可能性があると報告した。
売却対象となるのはカジノ以外のホテルや会議場、関連施設であり、これによって経営資源を成長性の高い主要事業に集中させる狙いがある。
ゲンティンは世界各地で統合型リゾートを展開しており、資産の入れ替えを通じて収益性を改善する戦略を継続している。
アナリストは、今回の売却が同社の財務体質を強化し、マレーシア国内外のリゾート開発投資を加速させる契機になると指摘している。
世界的にカジノ業界は規制強化や消費動向の変化に直面しているが、非中核資産の整理によって競争力を維持する姿勢が鮮明となった。