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マレーシアにおける新規HIV感染の96%が性的接触によるものであることが明らかになった。
保健相ジョルケフリ・アフマド氏は2024年の新規感染3,185件のうち、同性愛・両性愛による感染が64%、異性愛による感染が32%を占めたと述べた。
人口10万人あたりの届出率は9.4件で、感染者の90%が男性、10%が女性だった。1990年代には女性感染者はわずか1%にとどまっていたが、現在は増加傾向にある。
年齢別では、20~39歳の若年層が全体の75%を占めている。
新規HIV・エイズ感染は2000~2009年の間に50%減少したが、2010年以降は減少ペースが鈍化し、減少率は27%にとどまっている。
ジョルケフリ氏は、感染拡大の背景には特に高リスク層におけるコンドームの不使用や、若年層での薬物・違法薬物使用増加による高リスクな性行動の広がりがあると指摘した。