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ジョホール州パシルグダン病院(HPG)の段階的な運営開始が、当初予定されていた8月1日から来年に延期されることが明らかになった。
ジョホール州保健・環境委員会のリン・ティアン委員長は、延期の理由として医師や看護師など医療人材の不足を含む技術的課題を挙げた。
州政府と保健省が協議の上、十分な人員体制を整えないまま開院すれば将来的に様々な問題を招く恐れがあるとして、延期を決定したという。
リン委員長は「人員不足は現在直面している最大の課題の一つ。HPGは稼働開始まで遊休施設とするのではなく、州内で最も忙しいスルタナ・アミナー病院(HSA)とスルタン・イスマイル病院(HSI)の支援施設として活用する」と説明した。
今後も保健省との協議を継続し、必要なスタッフを確保した上での開院を目指すとしている。
今年6月、ズルケフリ・アフマド保健相は、HPGを8月1日に第1段階として稼働開始し、救急外来(A&E)、産婦人科、小児科など必要な診療科の約30%を提供する計画を発表していた。
同病院ではこれまでに274人の職員が採用されており、2026年7月までに総勢1,845人の人員を揃えて全面稼働することを目指している。