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国際協力機構(JICA)マレーシア事務所は、マレーシア外務省およびマレーシア労働安全衛生局(DOSH: Department of Occupational Safety and Health)と連携し、2025年10月6日から17日にかけて第三国研修(TCTP)「労働安全衛生管理」を開催すると発表した。
第三国研修は、開発途上国が他の途上国から研修員を受け入れ、JICAが資金や技術で支援する技術協力の一形態。目的は、日本とマレーシアの経験を共有し、参加者が自国の課題に対応する能力を強化することにある。マレーシアでは1980年から「マレーシア技術協力プログラム(MTCP)」を実施しており、JICAとの共同による第三国研修は1992年に始まった。
今回の研修では、マレーシア労働安全衛生局(DOSH)が実施機関としてアジア11カ国から15名の研修員を受け入れる。参加者の多くは、自国で労働安全衛生管理を担当する政府職員で、セランゴール州やマラッカ州の企業における現地視察や実習を通じ、現場に即した知見を学ぶ予定だ。