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JICAとDOSH、第三国研修「労働安全衛生管理」を開催へ

JICAとDOSH、第三国研修「労働安全衛生管理」を開催へ

2025.10.03 日系企業動向

国際協力機構(JICA)マレーシア事務所は、マレーシア外務省およびマレーシア労働安全衛生局(DOSH: Department of Occupational Safety and Health)と連携し、2025年10月6日から17日にかけて第三国研修(TCTP)「労働安全衛生管理」を開催すると発表した。

第三国研修は、開発途上国が他の途上国から研修員を受け入れ、JICAが資金や技術で支援する技術協力の一形態。目的は、日本とマレーシアの経験を共有し、参加者が自国の課題に対応する能力を強化することにある。マレーシアでは1980年から「マレーシア技術協力プログラム(MTCP)」を実施しており、JICAとの共同による第三国研修は1992年に始まった。

今回の研修では、マレーシア労働安全衛生局(DOSH)が実施機関としてアジア11カ国から15名の研修員を受け入れる。参加者の多くは、自国で労働安全衛生管理を担当する政府職員で、セランゴール州やマラッカ州の企業における現地視察や実習を通じ、現場に即した知見を学ぶ予定だ。
 


研修概要

  • 事業名:労働安全衛生管理
  • 研修実施機関:マレーシア労働安全衛生局(DOSH)
  • 研修期間:2025年10月6日~10月17日
  • 研修場所:セランゴール州およびマラッカ州の各企業、DOSHプトラジャヤ、ロイヤルチュランホテル・クアラルンプール
  • 対象国:11カ国
     (バングラデシュ、カンボジア、インドネシア、ラオス、ネパール、パキスタン、フィリピン、スリランカ、東ティモール、タイ、ベトナム)
  • 内容
     - マレーシアにおける労働安全衛生管理(OSH)の概要
     - 日本およびマレーシアにおけるOSH政策と戦略
     - 産業現場での実践的セッションおよびOSH関連の実用ツール(HIRARCなど)の習得
     

関連イベント

  • オープニングセレモニー:10月6日(ロイヤルチュランホテル・クアラルンプール)
  • クロージングセレモニー:10月17日(プトラジャヤ・インターナショナル・コンベンションセンター)
     

問い合わせ先

  • JICAマレーシア事務所
    • Ms. Esther Cheng (F.K.A June Cheng)
      Tel: +603-2166-8900
      E-mail: JuneCheng.MS@jica.go.jp
    • 前田 仁
      Tel: +603-2166-8900
      E-mail: Maeda.Hiroshi4@jica.go.jp
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