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国際協力機構(JICA)マレーシア事務所は、マレーシア外務省およびマレーシア海上法令執行庁(MMEA)、日本の海上保安庁(JCG)と共同で、第三国研修「海上保安官向け能力強化(国際海上立入検査研修)」を2025年11月3日から14日まで実施する。
この研修は、JICAと実施国が資金や技術を提供し合い、第三国(他国)の研修員を受け入れて実施する技術協力プログラムである。目的は、日本とマレーシアの知見や経験を共有し、各国の海上保安機関が自国の課題に対応する能力を高めることにある。
マレーシアでは1980年から「マレーシア技術協力プログラム(MTCP)」が行われており、JICAとマレーシア外務省は1992年以降、共同で第三国研修を継続してきた。
今回の研修では、MMEAが受け入れ機関となり、アジア・アフリカ7カ国(ジブチ、インドネシア、スリランカ、タイ、フィリピン、東ティモール、ベトナム)から15名の海上保安官を招いて実施する。研修はパハン州クアンタンのアフマド・シャー海事アカデミー(AMSAS)で行われる。
プログラムでは、船舶への立入検査や違法行為への強制措置、犯罪行為の制圧、押収手続き、実地訓練などが予定されており、マレーシアおよび日本のベストプラクティスが共有される。
オープニングセレモニーは11月3日、クロージングセレモニーは11月14日に同アカデミーで開催される予定。
JICAマレーシア事務所
ムハマド・イムラン 所員
Tel:+603-2166-8900
E-mail:imranfauzi-ms@jica.go.jp
前田 仁 企画調査員
Tel:+603-2166-8900
E-mail:maeda.hiroshi4@jica.go.jp