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日本貿易振興機構(JETRO)クアラルンプール事務所は、東南アジアのムスリム市場(ハラール市場)への販路拡大を目指す日本企業を対象に、参入支援事業への参加企業の募集を開始した。
この事業は、成長が見込まれるマレーシアを中心としたASEAN市場において、ハラール商品・サービスを展開する日本企業と現地バイヤーとのマッチングを支援するもので、主に次の3つの施策で構成されている。
支援内容
1. ハラルバイヤー専用オンラインカタログ「Japan Street」の展開
- 約1万社の日本企業と5,900人以上の海外バイヤーが登録しているサイトにて、オンラインカタログの作成
- 現地バイヤー向けに閲覧・商談可能なオンラインカタログを提供
2. ハラール専門プラットフォーム「http://DagangHalal.com」への出展
- 約14,000人のハラールバイヤーが登録するBtoBサイトに「ジャパンパビリオン」を設置
- 日本商品に関心の高いバイヤーとの商談支援
3. マレーシア最大の食品見本市「FHM2025」でのジャパンブースの設置
- 2025年9月23日~26日開催
- オンライン施策と連動し、現地での対面商談の場を提供
募集概要
- 対象企業:日本企業または日系企業
- 参加費:無料
- 募集定員:20社程度
- 申込締切:2025年8月15日(金)
- 申込方法:https://www.jetro.go.jp/events/dnb/06ad3ce25752446b.html
- 問合せ先:JETROクアラルンプール 都築 Email: Yuki_Tsuzuki@jetro.go.jp
背景とねらい
- 東南アジアのムスリム人口は約2.8億人、2050年には3.1億人に増加見込み
- マレーシアは2,160万人のムスリム人口を持ち、ハラール市場の拡大が期待されている
- デジタルとリアルを組み合わせ、日本企業の持つ高品質なハラール商品を効果的にPR・販売するのが狙い
海外展開を目指す食品・化粧品・生活用品などの企業にとって、ハラール対応を武器にASEAN市場に進出できる絶好のチャンスとなっている。