ホームマレーシアニュース東南アジアのハラール市場へ JETROが日本企業の参加を募集
東南アジアのハラール市場へ JETROが日本企業の参加を募集

東南アジアのハラール市場へ JETROが日本企業の参加を募集

2025.07.30 日系企業動向

日本貿易振興機構(JETRO)クアラルンプール事務所は、東南アジアのムスリム市場(ハラール市場)への販路拡大を目指す日本企業を対象に、参入支援事業への参加企業の募集を開始した。

この事業は、成長が見込まれるマレーシアを中心としたASEAN市場において、ハラール商品・サービスを展開する日本企業と現地バイヤーとのマッチングを支援するもので、主に次の3つの施策で構成されている。


 

支援内容

1. ハラルバイヤー専用オンラインカタログ「Japan Street」の展開

    - 約1万社の日本企業と5,900人以上の海外バイヤーが登録しているサイトにて、オンラインカタログの作成

    - 現地バイヤー向けに閲覧・商談可能なオンラインカタログを提供

2. ハラール専門プラットフォーム「http://DagangHalal.com」への出展

    - 約14,000人のハラールバイヤーが登録するBtoBサイトに「ジャパンパビリオン」を設置

    - 日本商品に関心の高いバイヤーとの商談支援

3. マレーシア最大の食品見本市「FHM2025」でのジャパンブースの設置

    - 2025年9月23日~26日開催

    - オンライン施策と連動し、現地での対面商談の場を提供


 

募集概要

- 対象企業:日本企業または日系企業

- 参加費:無料

- 募集定員:20社程度

- 申込締切:2025年8月15日(金)

- 申込方法:https://www.jetro.go.jp/events/dnb/06ad3ce25752446b.html

- 問合せ先:JETROクアラルンプール 都築  Email: Yuki_Tsuzuki@jetro.go.jp


 

 背景とねらい

- 東南アジアのムスリム人口は約2.8億人、2050年には3.1億人に増加見込み

- マレーシアは2,160万人のムスリム人口を持ち、ハラール市場の拡大が期待されている

- デジタルとリアルを組み合わせ、日本企業の持つ高品質なハラール商品を効果的にPR・販売するのが狙い


 

海外展開を目指す食品・化粧品・生活用品などの企業にとって、ハラール対応を武器にASEAN市場に進出できる絶好のチャンスとなっている。

 

Tweet Share
JETRO、Shopeeマレーシアで日本企業の販売促進支援 デジタル広告でEC市場攻略へ
JETRO、Shopeeマレーシアで日本企業の販売促進支援 デジタル広告でEC市場攻略へ
サイゼリヤ、マレーシアに100%子会社を設立へ
サイゼリヤ、マレーシアに100%子会社を設立へ

Mtown公式SNSをフォロー

関連メディア