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マレーシア政府、KLIAをASEAN地域の航空貨物ハブへ転換へ

マレーシア政府、KLIAをASEAN地域の航空貨物ハブへ転換へ

2025.10.31 政治・社会

アンソニー・ローク運輸大臣は、クアラルンプール国際空港(KLIA)を東南アジア地域の航空貨物およびトランシップメント(積み替え)ハブへと変革する方針を発表し、通関手続きの合理化・貨物取扱の近代化・物流ネットワークの全国的な改善を進めると述べた。
同空港は物理的な規模や処理能力において、シンガポールのチャンギ国際空港に匹敵するものの、現在は貨物取り扱い量がチャンギ空港の年間量の3分の1にとどまっており、原因として「通関処理が遅い」「貨物の積み替えの回転が長い」などの運用上の課題を挙げた。
政府はKLIAを国際的な物流拠点と位置づけ、政策文書を早期に閣議に提出する予定であり、モーダルシフトの一環として鉄道貨物の強化も並行して進める構えだ。

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