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マレーシア、AIチャットボット「Grok」をめぐりX社とxAIに法的措置を検討

マレーシア、AIチャットボット「Grok」をめぐりX社とxAIに法的措置を検討

2026.01.14 政治・社会

マレーシア通信・マルチメディア委員会(MCMC)は13日、イーロン・マスク氏が関わるソーシャルメディアプラットフォーム X(旧Twitter) とAI開発企業 xAI に対し、AIチャットボット「Grok」をめぐるユーザーの安全性に関する問題を理由に法的措置を進める方向で検討していると発表した。 

MCMCは先に、Grokが成人向けコンテンツ生成機能を使って女性や未成年を含む性的・不正な編集画像を生成・拡散する事例が繰り返されているとして、同チャットボットへのアクセスを一時的に制限している。これらの有害コンテンツはマレーシア法に抵触すると批判され、同委員会はX社およびxAIに対し1月3日と8日に改善要請の通告を行ったものの、十分な対応がなかったとしている。 

MCMCは声明で、「Grokの利用に伴うユーザー安全性の確保に失敗していることを問題視している」と述べ、弁護士を任命してX社とxAIに対する「法的手続き(legal proceedings)」を開始する準備を進めていると明らかにした。具体的な訴訟形態や日程についてはまだ発表されていない。 

GrokはXおよびxAI両社のプラットフォームに統合されたAIチャットボットで、テキストや画像生成機能を備えている。MCMCによると、問題視されているのは主に画像生成機能で、ユーザーが簡単な文章入力で不適切な深層偽造(ディープフェイク)画像を生成するケースが確認されているという。 

米国のxAI側とX社はこれまで、メディアへの問い合わせに対して自動応答メッセージで対応しているが、マレーシア当局からの具体的な改善措置についての公式な回答は出ていない。MCMCは今後も安全対策が法令に準拠するかどうかを注視するとともに、必要に応じてさらに厳しい措置を講じるとしている。

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