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2025年の東南アジアの観光業で、 タイが大きな後退を余儀なくされる一方、近隣諸国の観光客数は堅調な伸びを記録していることが分かった。タイの外国人訪問者数は前年比で約7.2%減少し、 10年以上ぶりの大幅な減少となった。一方で、カンボジア、ベトナム、マレーシアといった国々では観光需要が伸びているという報告が出ている。
タイ政府観光スポーツ省の報道によると、2025年にタイを訪れた外国タイの外国人観光客数が7%減少 周辺国は観光客増加で明暗分かれる人観光客は約 3,300万人 にとどまり、前年からの減少傾向が鮮明になった。これに伴い、観光収入も約 1.5兆バーツ(約5,000億円超) と、前年より約4.7%減少した。
観光減少の背景には、治安に対する懸念や地域内の競争激化、通貨高など複数の要因があるとされる。特に一部の誘拐事件や国境付近での緊張、タイバーツの対米ドル高が旅行費用を押し上げ、観光客の誘致に影響を与えたと指摘されている。
これに対し、タイ政府観光局は 2026年に3,670万人超の外国人観光客を呼び戻す 目標を掲げるなど巻き返しを狙っている。観光安全対策の強化やプロモーションキャンペーンの展開を進める方針だ。
対照的に、マレーシアは2025年1~8月で外国人観光客が前年比約14.5%増の2,820万人 を記録。多様な文化・観光資源の魅力が評価され、国際旅行者の人気を集めている。
ベトナムでもビザ免除政策などが功を奏し観光客が増加傾向にあり、一部報告では20%を超える伸びが見られるという。またフィリピンについては安全面などの課題から一部減少もあったものの、各国とも地域内での競争が激しくなる中で観光戦略を強化している。
タイの観光業は依然として地域内重要な地位を占めるものの、周辺国との競争や安全面への対応強化が急務となっている。