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クアラルンプール市内の繁華街でクリスマスの祝祭後、ごみの散乱が目立ち、地元政府や国民の間で問題となっている。住宅・地方自治体担当大臣のンガ・コー・ミン氏は、このような無責任な行動が首都のイメージを損なうとして、国民にごみ捨てを慎むよう強く警告した。
クアラルンプール市庁(DBKL)が公開した写真には、人気の商業地区ブキッ・ビンタンの歩道や通りに大量のごみが散乱している様子が映っている。市は清掃活動を進めているものの、観光客や地元住民によるごみ放置が環境美化の努力を阻んでいるとの指摘もある。
ンガ大臣は「祝祭は楽しいものであるべきだが、清潔さや公共空間への配慮を欠いてはならない」と強調し、提供されたごみ箱の利用や周囲への配慮を呼びかけた。また、今回の散乱が首都だけでなく国全体の評判に悪影響を及ぼす可能性にも言及した。
地元当局は、年末年始のイベントが集中する中でのごみ対策強化を急いでおり、公共空間の清掃や監視活動の強化を進める方針を示している。