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最新の「e-Conomyレポート2025」によると、マレーシアのデジタル経済は東南アジアで最も高い年間成長率(19%)を記録し、総流通額(GMV)は約390億米ドルに達する見通しだ。特にeコマースはパンデミック後も強い成長を維持し、地方都市への物流網整備や国内中小企業のオンライン進出が市場拡大を後押ししている。
オンライン旅行分野も急回復しており、航空券予約、ホテル予約ともに前年比で大幅増。QR決済やオンラインバンキングの普及でキャッシュレス化が進み、金融包摂の拡大にも寄与している。
また政府は、人工知能(AI)の導入支援、データセンターの誘致、5Gネットワークの高度化などを重点政策に掲げ、これらがデジタル経済全体を支えるインフラとなっている。今後はクラウド利用促進やスマート製造(スマートファクトリー)導入が鍵となり、2030年までにデジタル経済がGDPの25%以上を占める可能性があると専門家は指摘している。