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マレーシア南部・メルシンの6島、水中アクティビティ一時中止と観光持続性の維持

マレーシア南部・メルシンの6島、水中アクティビティ一時中止と観光持続性の維持

2025.09.22 マレーシアニュース

ジョホール州メルシン地区は、海の生物多様性保全および環境保護のため、メルシン管轄の47島と50の小島のうち、Pulau Harimau(タイガー島)、Pulau Gual、Pulau Mensirip、Pulau Mertang Timur、Pulau Mertang Barat、Pulau Mertang Tengah の6島におけるスキューバダイビング、シュノーケリング、アイランドホッピングの水上活動を2025年10月15日まで停止させることを、地区長ジャミル・ハスニ・アブドラ氏が発表した。

この措置は自然資源の持続性を確保し、観光客の安全と環境の清潔さを守ることを目的としている。対象となる6島以外(Pulau Besar、Pulau Rawa、Pulau Tengah、Pulau Tinggi 等)は引き続き適切な範囲での観光アクティビティが許可されており、観光業は全面的には停止していないことが確認されている。

メルシン地区長は、モンスーンシーズン(3月~10月)の期間中は安全上の理由で水上活動が制限されることが通常であると説明し、この時期の天候変化に伴うリスクの増加を背景に今回の判断を行ったと述べた。 

当局は、この活動停止の命令を守らない業者や個人に対して厳格な対応をとることを明言しており、監視を強めるとともに環境への影響を常にモニタリングする態勢を確立した。 

統計では、メルシン地区には約 80,100 人の住民がおり、観光活動に関しては 2025年8月までで観光客数が 361,624 人に達しており、観光誘致が続く中で環境保護とのバランスが求められている。

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