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ペナン州ジョージタウンのアルメニアン公園では、9月22日に開幕した中秋節イベント「Pesta Tanglung Tanjong 2025」(タンジュン・ランタン祭り)が開催されており、ランタンと花々が夜の公園を幻想的な“光のワンダーランド”へと変えている。
今年のテーマは「Blossoms Under the Full Moon(満月の下の花々)」で、壮麗なパビリオンやアーチ門、花の装飾が随所に設えられ、訪れた地元住民や観光客たちはスマートフォンを手に写真撮影に夢中となった。
36歳の男性は「投稿で見たことはあったが、実際はさらに美しかった」と語り、ビジネスパートナーと訪れたことを明かした。
また、44歳の男性は妻と5歳の娘と共に毎年訪れており、「娘が成長した時に見返せる写真が増える」と話す。この祭りは2019年の初開催以来、毎年テーマを変えて開催されている。
イベントは夜ごとに点灯され、来月まで継続予定。主催はKampung Kolam住民管理協議会で、今週日曜日には午後5時から夜10時30分まで「中秋カーニバル」が行われる。会場では中国楽団、舞踊、詩朗読、雑技(ディアボロ)、太鼓演奏などの文化パフォーマンスが披露される予定だ。
一般参加者向けには、筆画やオペラマスク彩色、月餅作り、ランタン塗装、紙切り、ガラスビーズ細工など22種類のワークショップが無料で体験できる。夜にはランタン行列が園内を巡り、大道芸やトーチョウ・オペラも上演される。
タンジョン選出のリム・フイイン副財務相は「文化イベントは祝祭ムードを高めるだけでなく、ペナンを文化観光の拠点として内外に発信する機会だ」と強調した。