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マレーシア政府は2026年の観光促進戦略「Visit Malaysia 2026(VMY 2026)」の一環として、中国からの観光客誘致を大幅に強化している。これには中国国民向けのビザ免除政策延長や新規航空路線の開設・拡充が含まれ、東南アジア有数の観光地としての地位を高める狙いだ。
中国は2025年の1~8月において、マレーシアを訪れた観光客が 前年同期比27.5%増の約330万人 に達し、2014年度比では130%以上の成長を記録している。この勢いを受け、マレーシア政府は中国国民向けのビザ免除措置を2026年12月まで延長して旅行の障壁を低くしたほか、VMY 2026の開始に合わせて 21の新国際線ルート を開設。これによりアクセス性を大幅に向上させた。
航空面では、従来からマレーシア航空が北京や上海など主要都市との定期便を運航するほか、中国の航空会社も積極的に路線網を拡大している。四川航空は重慶~クアラルンプール線を運航、厦門航空は杭州~クアラルンプール路線の再開を果たすなど、中国各地との直行便が増加している。ペナンについても深圳、成都、泉州など8都市との直行便が開設され、北部ルートの拡充が進む。
こうした取り組みにより、マレーシアは中国市場との結びつきを強化し、2026年に 4,300万人の訪問者数達成 を目標に掲げる。観光業関係者は「これまで以上に旅行が身近となり、中華圏からの観光需要がさらなる活性化につながる」と期待感を示している。
経済効果としては、観光関連の宿泊、飲食、交通、小売りなど幅広い業種への恩恵が予想され、マレーシア全体の雇用や地域振興にも寄与する見通しだ。国際線の増便とビザ政策の緩和が奏功し、2026年の観光シーズンは例年以上の賑わいが見込まれている。