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マレーシア東部サバ州沖で発生したマグニチュード6.8~7.1規模の地震について、当局と専門家は追加の大きな地震や津波の危険性は低いとの見解を示した。震源が非常に深い「深発地震」であったことが主な理由で、現時点で大きな被害報告は確認されていない。
マレーシア気象局などによると、震源はサバ州クダット西方約49キロの沖合で、震源の深さは約600キロ以上に達した。専門家は、このような深い場所で発生する地震は地表への影響が比較的小さく、強い余震や津波を引き起こす可能性も低いとしている。
地震の原因については、フィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に沈み込む過程で、地下深部に蓄積された応力が解放されたためとみられている。サバ州周辺は複数のプレートが接する地質的に複雑な地域で、今回のような深発地震が発生する可能性があると専門家は指摘する。
一方、地震発生後に当局が周辺地域の状況を監視した結果、新たな地震活動の活発化や大規模な地殻変動の兆候は確認されていないという。専門家は住民に過度な不安を抱かないよう呼びかける一方、防災意識の維持や公式情報の確認を続けるよう求めている。
サバ州では2015年に死者を伴う地震が発生した経緯もあり、今回の揺れを受けて地震への関心が高まっている。政府は今後も地震活動の監視を続ける方針で、観光客や在住者を含め冷静な対応を呼びかけている。