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ASEANサミット 2025 の開催(10月26日~28日)にあたり、公共鉄道会社 Rapid KLは列車本数と運行頻度を引き上げる準備を整えている。
Rapid KLのCEO、ノル・アズミ・モハド氏は、「サミット期間中も通常運行を維持するが、主要道路の閉鎖を見越して、必要に応じて運行時間帯の拡大や追加列車の投入を行う」と述べた。
さらに、Kelana Jaya 線向けに導入された27編成の新型列車(KLAV27)と、KLモノレール線への自動プラットフォームゲート(APG)の設置が昨年12月に完了していることも明かされた。Ampang線とKelana Jaya線に関しては、APG設置の入札および業者選定が進められており、設置は年末から開始、16か月以内の完成を目指しているという。
また、「落下防止」の観点から、APG 未設置の路線には仮設の遮蔽物(プラットフォームの70%範囲)を設置中としており、安全確保に努める姿勢を示した。
Rapid KL は、サミット期間中のバス路線調整も検討中で、警察(PDRM)と協力してスムーズな運行を確保するという。公共交通の利用を促すことで交通混雑緩和を図る狙いだ。
同社は、12月までに毎日平均135万人の利用者数を目標に掲げており、危機管理訓練や前線スタッフの訓練強化、インシデント指揮官の役割強化 なども進めている。