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マレーシア北西部のケダ州政府は、ヒンズー教の重要な祭典「タイプーサム」に合わせて、2月1日を州の祝日として指定することを決定した。 この決定は21日に州執行評議会で承認され、現地の宗教コミュニティや住民の祝祭参加を後押しするものとして歓迎されている。
タイプーサムは、ヒンズー教徒の信仰行事として広く祝われる祭典で、ケダ州内でも信者による儀式や行列が行われる。クアラルンプールのバトゥ洞窟をはじめ、同州内の寺院周辺では街全体が祭りの雰囲気に包まれ、多くの信者や参拝者が訪れることで知られる。州政府は、祭典当日に信者が安全かつ十分に参加できる環境を整えることを目的としていると説明している。
今回の特別休日指定は、1951年休日法(Holidays Act 1951)に基づく措置として正式に認められた。州政府は関係する行政機関や地方自治体に通達を出し、円滑な実施を図るとしている。州首相のムハンマド・サヌシ氏も、公式発表を通じて州民に理解と協力を呼びかけた。
この決定は、ケダ州におけるヒンズー教徒コミュニティへの配慮を示すとともに、多民族・多宗教国家であるマレーシアの社会的多様性を尊重する姿勢を象徴するものといえる。マレーシアでは州ごとに祝日が異なるが、タイプーサムを祝日として定める州も増えており、今回の措置はその流れに沿ったものだ。
州政府は、祝日に伴う交通混雑や公共サービスへの影響を注視しながら、治安維持や安全対策を強化する方針を示している。また、祝祭ムードによる地域経済や観光への波及効果も期待されている。