スバン空港に新ラウンジ「SkyLounge Xpress」登場

セランゴール州スバンの Sultan Abdul Aziz Shah Airport（通称スバン空港）に、国内線利用者向けの新ラウンジ 「SkyLounge Xpress」がオープンし、快適な旅客体験の提供を目指している。 
このラウンジは出発ゲート付近に位置し、5:30～21:00の営業時間で開放。約207㎡のスペースに80席を設け、無料リフレッシュメント、高速Wi-Fi、充電設備、仕事にも対応する快適な作業エリアなどを備えている。 
運営を担うのは自動車・サービス大手 Naza Automotive Groupで、同社最高経営責任者モハド・リザル氏は、「2013年に当空港内で初のラウンジを開設して以来、今回は“真のマレーシア流ホスピタリティ”を追求した新たなステップだ」と語った。 
利用料金は1回 RM130で、年間会員はRM500。会員および「Priority Pass」や「Dragon Pass」などグローバル・ラウンジ・プログラムとも提携しており、アクセス環境を多様に整備している。 
この新ラウンジの展開は、スバン空港が国内線・都市型旅客インフラとしての魅力を高め、同空港再生計画における旅客サービス強化戦略の一環とみられており、クアラルンプール近郊の旅客需要増加を背景に、旅の質の向上と滞留型消費の促進が期待されている。