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マレーシアの与党・人民正義党(PKR)は8月8日、アンワル・イブラヒム首相の長女であるヌルル・イザ・アンワル副党首について、辞任を認めず、一定期間の「休職」扱いとすることを決めた。同氏は党の職務から一時離れ、研究活動に専念する意向を示している。
PKRの中央指導評議会(MPP)は同日、ヌルル・イザ氏から提出されていた辞任の申し出を受理しないことを決定した。一方、同氏が研究に専念するため、2026年の党大会終了後から休職することを認めた。
党の発表によると、休職期間中はサイフディン・ナスション副党首が、ヌルル・イザ氏の職務を代行する。休職期間の終了時期については、今後改めて決定される見通しだ。
ヌルル・イザ氏は8月6日、博士号取得に向けた研究に集中するため、PKR副党首の職を辞任する意向を表明していた。同氏は声明で、2025年5月に副党首に選出されて以降、党内の責任を担ってきたことに触れ、「党の将来に貢献するため、現在は研究に専念する必要がある」との考えを示した。
同氏はアンワル首相の長女で、PKRの創設当初から党の主要人物の一人として活動してきた。2018年には国会議員に復帰し、その後も党内で重要な役割を担ってきた。
今回、党が辞任を認めず休職という形を取ったことで、ヌルル・イザ氏は副党首の地位を維持したまま、一時的に党の職務から離れることになる。次期総選挙を見据えた与党内の勢力図や、同氏が今後どのような形で政界に復帰するのかにも注目が集まりそうだ。