倒木が車に直撃、1人死亡・1人負傷

クアラルンプールのケポン・バルおよびタマン・ドゥタ近郊で22日、激しい雷雨の直後に倒木が複数の車両を直撃し、1人が死亡、少なくとも1人が負傷する事故が発生した。 
現地メディアによると、ハルタマス・リージェンシー付近のパーシアラン・ドゥタマス沿いで、29歳の男性運転手が倒木の下敷きとなり、即死したという。
同地域では午後4時から5時30分にかけて激しい雷雨が観測され、消防・救助部隊が複数の緊急通報に対応し、倒木撤去と車両救助を行った。被害に遭った車両は枝や幹に押し潰された形跡があり、現場では交通規制も敷かれた。 
当局は住民に対し、豪雨・強風時には特に近くの樹木の状況に注意し、高架や覆われた路線への移動を避けるよう呼びかけている。今回の事故は都市部における気象リスクの高さを改めて浮き彫りにしている。