関連メディア
グルメシアン[外食・グルメ情報はこちら]
生活情報サイト[生活お役立ち情報はこちら]

人気観光地ペナンでは、2月の旅行需要が例年以上に高まっており、ホテルの予約状況が大きく変動している。これは旧正月とイスラム教の断食月ラマダンが重なる珍しいタイミングに当たるためで、国内外からの訪問客が増加していることが背景にある。
旅行会社や宿泊施設のデータによると、旧正月前後の期間は特にホテルの稼働率が高く、主要ホテルでは既に多くの部屋が満室となっているか、残室が限られている状況だという。これは中国本土や東南アジア地域からの観光客が旧正月休暇を利用してペナンを訪れていることに加え、イスラム教徒旅行者がラマダン前の旅行シーズンを楽しもうとする動きが同時に重なっているためとみられる。
ペナンは多文化共存の観光地として知られ、旧正月の華やかな祝祭行事と並んで、ラマダン中のイスラム文化体験も人気が高い。このため、一般的な観光旅行だけでなく、食文化や宗教行事を目的に訪れる旅行者の需要も高まっている。
旅行業界関係者は、「旧正月期間とラマダン時期が重なる年は稀であり、これによってホテル需要が例年以上に高まっている」と説明。予約のピークは2月中旬頃になるとみられ、観光客は早めの予約を勧められている。
一方で、ホテル価格の上昇も顕著だ。高稼働率を受けて料金が通常時の数割上昇するケースも見られ、特に家族連れや団体客向けの大型ルームやスイートルームでは早期完売が予想されている。
ペナンの観光局は「観光客は旧正月・ラマダン期間の混雑を踏まえ、宿泊や交通手段の計画を早めに立ててほしい」と注意を促すとともに、地域経済活性化への期待を示している。