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マレーシア北西部のペナン州で長年計画されてきた複数の交通・インフラ事業が、2026年に入りいよいよ建設や実施段階へと進む見通しになった。州インフラ・交通・デジタル委員会の委員長ザイリル・キール・ジョハリ氏が明らかにした。
ペナン・トランスポート・マスタープラン(PTMP)に基づくLRTムティアラ線の準備工事が完了し、本格的に進展するとされるほか、ペナン・ヒルのケーブルカー新設プロジェクトも主要な建物工事が進行中だ。今年中に基礎工事から主要建築部分が約8割まで達する予定で、運行開始は2027年6月が目標とされている。
また、道路改善や交差点の改良、渋滞緩和に向けた交通分散プロジェクトなど、通勤者向けの小規模だが実務的な改善策も順次実施される見込みだ。州当局はこれらを通じて公共交通強化を図る考えで、バスネットワークの改善やオンデマンド型バスサービス(ROD)の拡充、公共交通の初・終点接続改善にも取り組む。
さらに1月1日からは、ペナン島中央地区トランジット(CAT)の無料シャトルバスがペナン総合病院向けに運行開始しており、コムター地区から病院まで8キロを平日20~30分間隔で結び、交通混雑緩和や駐車場不足対策として期待されている。停留所は複数の医療機関や学校付近を含むルートになっている。
州都ジョージタウンでは、違法駐停車取り締まりの強化「No Waiting Zone 2.0」も進展しており、主要道路周辺を中心に新たな禁止区域の指定やAI支援型執行、電子チケット制度の導入も検討されている。
これらの取り組みは、地域内の交通利便性向上と経済活性化を同時に狙ったもので、今後数年でペナンの都市機能強化が進むことが見込まれている。