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マレーシアで続く高温と乾燥した天候は、4月初旬に予想される降雨により緩和される見通しだと、気象専門家が指摘した。
国立南極研究センターの気候学者アジザン・サマ教授によると、現在の暑く乾燥した気象条件はあと約1週間ほど続く可能性があるが、その後は雨が増えると予測されている。
背景には「マッデン・ジュリアン振動」と呼ばれる熱帯地域の気象現象があり、現在はマレーシア周辺が降雨の少ない「乾燥フェーズ」にあるという。この状態は4月6日ごろに終わり、その後は降雨が見込まれるとされる。
一方、干ばつ対策として検討されることのある人工降雨について、同教授は「自然の降雨を待つ方が望ましい」との見方を示した。現在ケダ州では、雨をもたらす積雲ではなく、雨を生みにくい巻雲が多い状況で、人工降雨が効果を発揮しにくいと説明している。
北部州では日中の気温が38度前後に達する可能性があるものの、夜間は約24度まで下がり風も吹くため、極端な熱波には至らない見込みだという。
マレーシア気象局(MetMalaysia)も、3月下旬から5月にかけてモンスーンの移行期に入り、短時間の雷雨や強風を伴う雨が各地で発生する可能性があると発表している。これにより、国内のダム水位や水資源の状況が改善することが期待されている。