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マレーシア政府は、イスラム教の断食月「ラマダン」の開始日を決定するため、2月17日に全国で新月観測(ルクヤ)を実施すると発表した。観測結果に基づき、ラマダンの開始日が正式に決定される見通しで、結果は国王の承認を経て公表される。
マレーシアではイスラム暦に基づき、ラマダンの開始は新月の確認によって決まる。観測は各州の指定地点で実施され、天候などの条件によっては新月が確認できず、開始日が翌日にずれ込む場合もある。イスラム教徒にとってラマダンは最も重要な宗教行事の一つで、期間中は日の出から日没まで飲食を断つ断食が行われるほか、礼拝や慈善活動が重視される。
人口の約6割をイスラム教徒が占めるマレーシアでは、ラマダン期間中は勤務時間の変更や夜間市場(ラマダン・バザール)の開設など、社会生活や経済活動にも大きな変化が生じる。企業活動や商取引のスケジュールにも影響が出ることから、国内外の企業や関係者の間で開始日の発表が注目されている。