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マレーシアで汚染認定の河川が増加 ー環境当局「汚染レベルの監視強化が急務」

マレーシアで汚染認定の河川が増加 ー環境当局「汚染レベルの監視強化が急務」

2026.01.27 マレーシアニュース

 マレーシア環境当局は26日、全国で「汚染されている」と評価された河川の数が、2023年の25から今年は33に増加したと発表した。これは水質悪化が進む河川の広がりを示すもので、環境改善への対応強化が求められている。

環境省などが実施する水質調査の最新報告によると、調査対象となった河川のうち171の川はやや汚染されていると分類され、468の川は比較的清浄な状態にあるという結果が示された。これまで汚染河川と認定されていた数が増えた背景には、工業廃水や都市部からの生活排水、農業由来の流出物などが複合的に影響しているとの指摘がある。

専門家は、河川の水質悪化が生態系や住民の生活に深刻な影響を及ぼす可能性を警告している。特に都市の近くを流れる川では、人の活動が多いため汚染物質がたまりやすく、自然環境への影響だけでなく、周辺に住む人々の健康への影響にも注意が必要だと指摘されている。

政府はこれまで河川の浄化対策や規制強化策を導入してきたが、今回の結果を受けてさらなる対策の強化を検討している。また、河川水質の「浴びられるレベル」や「生態系として健全な水準」を新たな基準として導入する議論も進められており、河川の長期的な改善に向けた取り組みが求められている。

環境保護団体からは、「水質汚染が進むことで生物多様性への影響が拡大する」との懸念が示されており、地域住民や企業にも排水管理の徹底を呼びかけている。

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