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マレーシアでドローンを飛行させる際には、民間航空規則に基づく運用ルールを守る必要があるとして、関係当局が利用者に注意を呼びかけている。
ドローンの運用は「民間航空規則2016」に基づき規制されており、飛行高度や空域、建物や人との距離などについて詳細なルールが定められている。違反した場合、罰則が科される可能性がある。
規則では、許可なしに高度400フィート(約120メートル)を超えて飛行することや、空港周辺の航空管制区域、制限空域などでの飛行は禁止されている。また、ドローンから物を投下する行為も認められていない。
商業目的での利用、例えば測量や地図作成、農業用の農薬散布などを行う場合には、事前に当局の承認を取得する必要がある。さらに操縦者は、機体を常に目視で確認できる状態で飛行させなければならない。
また、住宅地や商業地区などの指定区域の上空、あるいは人が密集する場所の上空での飛行も原則として制限されている。1,000人以上の群衆の上空や、船舶、車両、建物、人から50メートル以内での飛行も許可なしには行えない。
重量20キログラムを超えるドローンの飛行には、追加の許可が必要となる。ドローンの運用は民間航空局(CAAM)のほか、通信・マルチメディア委員会(MCMC)、標準工業研究所(SIRIM)、測量・地図局など複数の機関が関与して管理している。
規則に違反した場合、個人には最大5万リンギの罰金や最長3年の禁錮刑、またはその両方が科される可能性がある。企業の場合は最大10万リンギの罰金が科される。
ドローンの普及が進む中、当局は安全確保のためにも利用者が規制を十分に理解し、適切に運用することが重要だとしている。