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マレーシアのスルタン・イブラヒム国王が8月4日から10日まで、ロシアのプーチン大統領の招待を受けて公式訪問を行う。
これは1967年の国交樹立以来、マレーシア国家元首として初のロシア訪問となり、両国関係において歴史的な節目となる。
アンワル・イブラヒム首相は3日、自身のフェイスブック投稿でこの訪問について言及し、「両国の戦略的協力が、貿易、投資、高等教育、技術革新、人的交流といった重要分野で一層深化することが期待される」と述べた。
特にマレーシアは、ロシアからの先端技術や投資誘致において、エネルギー、航空宇宙、防衛、スマート農業といった分野での可能性を持っており、「マダニ経済」枠組みが掲げる競争力、持続可能性、共有繁栄の理念にも合致するという。
またアンワル首相は、今回の訪問がマレーシア王室の国際的な外交的役割を改めて示すものであり、同国が中立的で開かれた進歩的国家として国際社会における評価を高めるきっかけになると強調した。
4日朝には、スバンのマレーシア空軍基地で行われた国王の出発式に、アンワル首相も同行した。