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来たる11月29日投票のサバ州議会選挙を前に、州内の与党 Gabungan Rakyat Sabah(GRS) と野党 Parti Warisan Sabah(ワリサン) の間で緊迫した最終盤戦が繰り広げられている。選挙戦の主要争点は、州の経済・インフラ整備、生活費、公共サービス、そして連邦政府からの歳入分配(収入の40%の州への還元)など、長年未解決の課題に集中している。
現職州首相 ハジジ・ヌール氏率いる GRS は、「発展と安定」「州の団結」を訴える一方、ワリサンを率いる シャフィー・アプダル氏 は、「西マレーシア政党による支配ではなく、サバ州自身が州の将来を決めるべきだ」と主張している。両陣営は、州の73議席をめぐって激しい舌戦を繰り広げており、GRSは大規模な集会や演説会で支持を呼びかけ、ワリサンは「州主体」「州民との約束」を強調し、独自候補を擁立して単独での政権奪還を目指している。
さらに、有権者の若年層や都市部の有権者を中心に、“地元重視”“中央政党離れ”の傾向が強まっており、ソーシャルメディアを通じた情報拡散や口コミが選挙戦の行方を左右する可能性がある。特に、生活の質に直結するインフラ改善や公共サービスといった争点に、両陣営とも注力している。
政治アナリストは、今回の選挙が単なる州政府の刷新にとどまらず、サバ州の政治構造そのものを左右する「転換点」になりうると指摘しており、州民の民意がどのように反映されるかに国内外の注目が集まっている。