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マレーシア拠点の日本向け特殊詐欺、巧妙な手口が判明

マレーシア拠点の日本向け特殊詐欺、巧妙な手口が判明

2026.01.30 政治・社会

 日本警察と台湾当局の国際共同捜査により、マレーシアを拠点に日本人を標的とした特殊詐欺グループの巧妙な手口が明らかになった。関係者によると、詐欺師側は偽の警察手帳を示すだけでなく、被害者とのやり取りの際に人工知能(AI)を使って手帳の顔写真と同じ顔を通話画面に表示するシステムを利用していたという。今回の捜査では、詐欺の実態解明と摘発が進められている。

台湾当局の発表によると、この事件は昨年、台湾北部の新北市で発覚した特殊詐欺拠点に端を発するもので、台湾出身の容疑者5人、日本人の容疑者4人、マレーシア人1人が拘束された。捜査の結果、中核となった台湾人容疑者が闇サイトなどで詐欺台本を入手し、これをもとに日本人のメンバーが「かけ子」として電話勧誘を行っていたことが確認された。

捜査資料によると、詐欺師らは被害者とのビデオ通話時に、制服に似せた服装や偽の警察手帳を提示し、信頼感を演出。さらに、通話画面上にはAIで生成した顔写真を実際の手帳の写真と一致するように表示する技術を用いていたという。この手口は、被害者に“本物の警察官”という印象を与える意図があったとみられる。

警察庁は声明で、「外国の捜査機関と連携しながら厳正な取り締まりを進めるとともに、実態解明を図る」と述べ、今後も国際的な協力体制の強化を進める姿勢を強調している。

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