関連メディア
グルメシアン[外食・グルメ情報はこちら]
生活情報サイト[生活お役立ち情報はこちら]

マレーシアでのディーゼル価格の急騰が物流コストを押し上げ、食品の供給網に影響を及ぼしている。首都クアラルンプールでは、豆腐や大豆製品の価格が上昇し、消費者の負担が増している。
市内の一部では、4月7日以降、豆腐や豆乳などの価格が約1割上昇。販売業者は仕入れコストの上昇を受け、値上げを余儀なくされている。
青果・大豆製品を扱う商人によると、乾燥豆腐や揚げ豆腐などは1個あたり10~20セン値上がりし、従来50センだった豆腐は現在60センで販売されている。また、豆乳も1キログラム当たり50セン値上がりしたという。
さらに、大豆価格自体も上昇傾向にある。マレーシアは大豆の多くを輸入に依存しており、肥料価格の上昇や中東情勢に伴う海上輸送の混乱、包装コストの増加などが重なり、原材料コストが押し上げられている。
一方、野菜価格は比較的安定しているものの、一部品目では異変も見られる。キュウリは収穫量の減少を背景に値上がりしており、天候不順や高温の影響で生産が落ち込んだ可能性が指摘されている。
現場の業者からは、価格上昇以上に「来客数の減少」が深刻との声も上がる。市場内の店舗では客足が鈍化しており、路上販売やスーパーマーケットへの顧客流出が影響しているとみられる。
燃料価格の高騰が続けば、食品価格のさらなる上昇は避けられない見通しで、生活コストの上昇が家計に与える影響が一段と懸念されている。