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12月23日、世界の複数航空会社が利用する乗客処理システムに一時的な障害が発生し、マレーシア国内の各空港でチェックインや搭乗手続きに影響が出た。空港運営会社のマレーシアエアポーツホールディングス(MAHB)が公式SNSで発表した。
この障害は12月23日午前中に発生したとみられ、同日午前11時~正午頃にかけて影響が顕在化。グローバルな乗客処理システムの不具合により、一部の航空会社でチェックインカウンターや搭乗手続きが通常どおりに進まない事態となった。複数航空会社は非常対応手順を発動し、空港スタッフが乗客対応に当たった。
MAHBは当時の発表で、「状況を全空港で注意深く監視している」「乗客の安全と快適さを最優先に対応している」と説明。また、自動チェックイン機(セルフサービスキオスク)は正常稼働しており、搭乗券や荷物タグは印刷可能とした。利用者には航空会社や空港係員の指示に従うことや、オンラインチェックインの活用を呼びかけた。
その後、同日午後にはシステムプロバイダーによって処理システムが完全に復旧し、チェックイン・搭乗手続きは通常通りに戻ったとMAHBが発表した。空港および航空会社は引き続きモニタリングを行い、円滑な運用を確保しているという。