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マレーシア保健省は、感染症である結核の拡大防止に向け、国民に対し早期検査の受診や健康的な生活習慣の実践を呼びかけている。国内では感染報告が増加傾向にあり、累計感染者数は3,161人に達したとされ、当局は警戒を強めている。
保健省のイスムニ・ボハリ保健副事務次官は、健康的な生活習慣の維持や禁煙、子どもへのBCGワクチン接種などにより免疫力を高めることが重要と指摘した。症状がある場合はマスク着用や検査受診を徹底し、公共交通機関の利用時や換気の不十分な空間での活動を控えるよう求めた。
また専門家は、症状が現れない潜在性結核にも注意が必要だと指摘する。結核菌は体内に長期間潜伏し、加齢や糖尿病、腎疾患などにより免疫力が低下すると発症する可能性があるという。結核は長引く咳だけでなく脳など他の臓器にも影響し、重篤な後遺症や死亡につながる恐れもある。
現在は皮膚検査や血液検査など迅速な診断方法が整備されており、治療費は無料で、医師の指示通りに投薬を継続すれば完治が可能とされる。一方、治療を途中で中断すると薬剤耐性結核の発生につながる恐れがあり、当局は治療継続の重要性を強調している。