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英国の大学評価機関 Times Higher Education(THE)が発表した「THE World University Rankings 2026」の結果、マレーシアの大学7校が東南アジア地域における上位10校入りを果たした。
具体的には、Universiti Teknologi PETRONAS(UTP)とUniversiti Malaya(UM)が国内トップ校として並び、世界ランキングではともに「201-250位」のバンドに入った。その他、Sunway University、Universiti Kebangsaan Malaysia(UKM)、Universiti Sains Malaysia(USM)、Universiti Teknologi Malaysia(UTM)、Universiti Utara Malaysia(UUM)が東南アジア地域内上位に顔を出している。
THEは声明で、「東南アジア地域が急速に学術大国として台頭しており、マレーシアも複数大学が過去最高順位を更新している」と指摘した。
マレーシアではUMが「教育(Teaching)」「研究環境(Research Environment)」「研究質(Research Quality)」など複数の評価指標で順位を上げ、「世界ランキング掲載大学2,191校の上位10%入り」を果たしたと報じられている。
この結果は、国内大学の国際的地位の向上だけでなく、政府が掲げる「知識創造型国家」への転換戦略や教育・研究体制の強化といった政策方向への追い風になる可能性があるとみられている。