マレーシアのASEAN議長国リーダーシップを米国高官が称賛

アメリカ合衆国の貿易代表（USTR）、ジェイミソン・グリア氏は、9月24日に開催された第57回ASEAN経済閣僚会議（AEM）において、マレーシアのASEAN議長国としてのリーダーシップを高く評価した。グリア氏は、会議後の記者団に対し、「マレーシアは素晴らしいリーダーシップを発揮しており、ホスピタリティにも感謝している」と述べた。

また、グリア氏は、マレーシアのAEM議長であるテンコ・ダト・スリ・ザフル・アブドゥル氏の実務的かつ安定したリーダーシップにも賛辞を送り、「ASEANはマレーシアのリーダーシップによって非常に良いサービスを受けている」と述べた。

テンコ・ザフル議長は、ASEANとアメリカ合衆国との間で建設的かつ生産的な貿易・投資に関する議論が行われたことを強調し、今後もワシントンとの継続的な関与を期待していると述べた。

さらに、マレーシアのアンワル・イブラヒム首相は、9月9日にドナルド・トランプ米大統領が10月に開催される第47回ASEAN首脳会議に出席する意向を伝えてきたことを確認している。これにより、ASEAN議長国としてのマレーシアの役割が一層強化されることが期待されている。