関連メディア
グルメシアン[外食・グルメ情報はこちら]
生活情報サイト[生活お役立ち情報はこちら]
マレーシアで若い夫婦が出産を先送りする傾向が強まっている。
家庭を持つことを否定しているわけではないが、経済的な安定を優先する声が多い。
これは、統計局の2025年第1四半期人口動態統計で、国内の出生数が過去最低となったことを受けたもの。
28歳の夫婦は、出産前に貯金をして安定した生活基盤を整えたいと考えている。
「共働きなので、将来の物価上昇や住宅購入のコストを考えると、すぐに子どもを持つのは簡単ではない」と話す。
将来的には2人の子どもを希望しているが、生活費の状況次第だという。
出産後も夫婦で働き続けたいと考えており、柔軟な勤務制度や職場の保育施設など、育児と仕事を両立できる支援の充実を求めている。
少子化が進む中、こうした若者世代の声は、政策見直しの重要な手がかりとなりそうだ。