アフガニスタン地震、マレーシア人への被害なし

9月1日、アフガニスタン東部とパキスタン国境付近で発生したマグニチュード6.0の地震について、マレーシア政府は同日、「マレーシア人に被害は確認されていない」と正式に発表した。

被災地では少なくとも800人の死亡が報告されており、甚大な被害が出ているとされるが、マレーシア政府は、現地在住者および旅行者を対象に、当局が発する安全指導に従い、常に最新の情報を得るよう呼びかけている。また、まだ渡航登録（E-Konsular）を済ませていない方には登録を強く推奨し、迅速な支援と連絡が取れる体制を整えるよう促している。

なお、イスラマバード高等弁務官事務所では、領事支援体制を整備しており、緊急ホットラインやメールによる支援窓口を設置しているため、必要があれば早急な対応が可能としている。マレーシア政府は、今後も情報収集を継続し、状況に応じた支援を適宜提供するとしている。