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9月8日、国立プラネタリウムで皆既月食、通称「ブラッドムーン」を観測するプログラムが実施され、午後9時頃から約500人の市民が訪れた。
当日は雲が広がり現象を完全に観測することはできなかったものの、午後11時30分頃から半影月食の様子が望遠鏡を通して確認でき、来場者は貴重な体験を楽しんだ。半影月食は地球の影によって月がわずかに暗く見える現象で、東の空に向けた望遠鏡で観測できる。
訪れた女性(38)は、「子どもたちにとって初めての天文体験で、とても良い学びになりました。次男が特に天文に興味を持っていて大喜びでした」と語った。
会場には望遠鏡5台が設置され、そのうち1台は公式SNSを通じたライブ配信に利用された。国立プラネタリウムのモハド・ザムリ・シャー館長は「月が赤く見えるのは地球が太陽光を遮り、大気を通過した光が屈折して赤色に変化するためです」と説明。今回の月食は午後11時28分に半影月食から始まり、午前2時頃に最大に達し、午前4時55分に終了する予定だった。