主要なモスクを暫定閉鎖 国王、「国の安寧が戻るよう祈りを」
2020.02.06 コロナプトラジャヤにある通称「ピンクモスク」で親しまれているプトラ・モスクは1月26日から観光客の出入りを禁止する措置を取った。また、27日にはクアラルンプール市内の国立モスクへの観光客の立ち入りを禁止した。
いずれも新型コロナウイルスの拡散防止のための措置で、礼拝を行うイスラム教徒は入れる。両モスクは観光名所となっており、中国人の団体観光客も普段訪れるところにもなっている。
また、スルタン・アブドゥラ国王は28日、新型肺炎の拡大が収まり、国に安寧が戻るように祈りを行うよう国内のすべてのモスクに呼び掛けた。