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「活動制限令」第15日(4月1日)まとめ

2020.04.02 コロナ
4月1日のマレーシアにおける新型コロナウイルスを取り巻く状況についてまとめます。
[1日は退院者数が100人超]
保健省によると、1日正午までの24時間で新型コロナウイルスが原因で2人が亡くなり、国内の累計死亡者はこれで計45人に。感染者数は1日正午までに142人増え、累計で2908人となり、1日の増加数が100人超えはこれで18日目となる。退院者数は108人で、累計645人となり、罹患者数における退院者の割合は22%に。
[日本政府、帰国者の検疫強化を決定]
日本の厚生労働省は1日、マレーシアなどからの帰国者に対する検疫強化を決定した。 詳細は、https://mtown.my/covid-19/0401-105/ で。
[必要要件の移動距離は10km以内に]
政府は1日午後、活動制限令(MCO)の「第二段階の措置」の追加事項として、買い物等必要な要件での外出可能な移動距離は「自宅から半径10km以内」との制限を決めた。即日実行され、制限令終了まで継続される。 詳細は、https://mtown.my/covid-19/0401-103/ で。
[内相、感染事実の隠匿に対して措置]
ハムザ・ザイヌディン内相は、新型コロナウイルスの感染の事実を明らかにしないなどの個人や家族に対して何らかの厳しい措置を取ると言明。 詳細は、https://mtown.my/covid-19/0401-106/ で。
[政府、「規制市場」を全国に設置へ]
全国に「規制市場」を近く設置へ。新型コロナウイルスの感染防止のためで、すぐに売り切れとなる新鮮な魚介類や肉類、果物、青果物を主に販売し、買い物客が殺到しないよう配慮する。 詳細は、https://mtown.my/covid-19/0401-108/ で。
[国王夫婦、「ご内帑金」を半年間に渡り返上へ]
マレーシア国王とその王妃は、給与にあたる「ご内帑(ないど)金」を3月から半年間にわたって受け取らないと表明。 詳細は、https://mtown.my/covid-19/0401-109/ で。
[イポーの有名ホテルが廃業へ=新型コロナの影響で]
ペラ州イポーにあるタワー・リージェンシーホテル&アパートメントが4月30日に廃業する。同ホテルは3年前から資金繰りが悪化していたが、3月18日からの「活動制限令」によりさらに客足が遠のき、廃業を決めた。 詳細は、https://mtown.my/covid-19/0401-110/ で。
[ケタム島が出入り不可能に]
新型コロナウイルスの感染拡大を避けるため、クラン港沖にあるケタム島が島民以外出入り不可能に。
[政府の援助金申し込みサイトがパンク]
 3月27日にムヒディン首相が発表した総額2500億リンギの緊急経済対策で示された国民への援助金(BPN)の申し込みサイトが1日、アクセス多数のためパンクした。なお、税務局によると「該当者にはメールが行くことになっており、別途申請の必要なし」と訴えている。
[閣議ではマスクの配布について討論]
1日の閣議で、マスクの配布についての討論が行われたとされるが、ラマダン月のバザールの開催是非については議題に出なかったという。なお、セランゴール州はすでにラマダンバザールの中止を決めた。
[4月3日からの隔離施設、政府が「物件の物色中」]
マレーシア人の4月3日以降の帰国者は隔離施設に直行し、14日間の隔離となる施策開始を受け、政府は現在、適切な「物件」を「物色中」。3つ星クラスのホテルとなる予定で、諸費用は政府の負担となることが決まっている。
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イポーの有名ホテルが廃業へ=新型コロナの影響で
活動制限令延長の可否、10日に見極めも

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