「活動制限令」第20日（４月６日）まとめ

４月６日のマレーシアにおける新型コロナウイルスを取り巻く状況についてまとめます。
［退院者が過去最多、新たな感染者数を大きく上回る］
保健省によると、６日正午までの24時間で新型コロナウイルスが原因で１人が亡くなり、国内の累計死亡者はこれで計62人に。 感染者数は６日正午までに131人増え、累計で3793人。感染者の増加100人超えはこれで23日目となるが、退院者数は過去最多の236人となっている。
https://mtown.my/covid-19/0406-102/
［首相、緊急経済追加対策を発表＝中小企業向けに100億リンギ］
ムヒディン首相は6日午後、緊急経済追加対策を発表。中小企業向けに100億リンギを拠出する。賃金保障対象者は月給4000リンギ以下の480万人。この給与額以下で200人以上の中小企業従業員に対しては1人あたり600リンギ、76人から200人までの企業では同800リンギ、75人以下の企業に対しては同1200リンギを保障。ただし、外国人は対象外。
https://mtown.my/covid-19/0406-103/
［政府、さらなるクラスター拡大に危機感］
保健省は、海外からの帰国者がさらに新型コロナウイルスをクラスター感染させる可能性があると危機感を強めている。1580人目の感染者がイタリアから帰国したことを隠していたが、その後クラスターが形成。37人が感染、5人が死亡する事態となっている。
https://mtown.my/covid-19/0406-104/
［ビール工場の稼働許可を取り消し＝世論の批判で］
政府は6日、ビール製造のハイネケンとカールスバーグの現地工場の稼働許可を取り消したと発表。「この時期に酒類を生産するのは不適切」との批判受け。
https://mtown.my/covid-19/0406-105/
［マハティール氏　収入減でライフスタイルの変革が必要］
　マハティール前首相は4月6日、「新型コロナウイルスの感染拡大で経済が落ち込み、収入も減るためマレーシア人はライフスタイルを変える必要がある」と述べた。同氏がFacebookを通じて国民に伝えたもの。
https://mtown.my/covid-19/0406-106/