保健副大臣、宗教学校で集団ランチ=MCOに違反か
2020.04.19 コロナ 保健省のノール・アズミ副大臣がペラ州レンゴン郡の宗教学校で関係者ら20人以上とランチをしていたという。国内各紙が4月18日報じた。
自身のソーシャルメディア上で写真を掲載したが、それを見るとマスクもせず、人との距離も空けずに話していたため、ネット上で「炎上」している。副大臣は問題の写真をすでに削除したが、スクリーンショットのコピーが出回っている。
また、このときに一緒にいた同州の政治家は謝罪に追い込まれた。
同州警察はこの件について捜査を開始。近く副大臣を事情聴取する方針だという。
イスマイル・サブリ上級相兼国防相は18日に、「誰もが法律よりも上位にいることはない」とし、VIPであったとしても例外はないとの認識を示した。
マハティール前首相は「政府幹部は自分たちが特別だと思っている節がある」と指摘。政府は国民には良い手本を見せなければならないと批判している。