サラワク州、フライト運航制限を月末まで続行-2020/08/13
2020.08.13 コロナサラワク州のダグラス・ウガー副首相は8月11日、マレー半島とサラワク州をつなぐ航空定期便の本数制限を31日まで延長すると述べた。新型コロナウイルス感染拡大を受け、8月1日から措置が講じられているもので、当初は14日までの予定だった。
各航空会社はクアラルンプールからクチン、シブやビンツル、ミリなどに飛ばしているが、現在は週1~2便の運航にとどまっている。
同州のアブドゥル・カリム観光・芸術・文化相は先に「感染者が激増しなければ、通常の本数に戻す」とも発言していたが、延長措置はこれを打ち消した格好だ。
また、同州に入境した際の施設での強制隔離も31日まで延長された。同時に入境時に空港でのPCR検査も必須となる。
公務での訪問の場合は隔離は免除されるが、オンラインでの届け出や関係省庁や企業からの承認書も必要となる。
一方で、これまで同州内の郡境を越える際の警察の許可証の取得義務は15日をもって解除される。