衛生総監「今後の爆発的な感染増加はない」-2020/10/19

保健省のノール・ヒシャム事務次官（衛生総監）は10月18日、首都圏に「CMCOが発令される中、人々が集まって食事をするような行為をやめない限り、新型コロナウイルスの拡散は止まらない」と改めて国民に対し注意を促した。
現在発令されている「回復のための活動制限令（ＲＭＣＯ）」は12月31日までとなっているが、多くの人々の暮らしはコロナ禍前の状況に戻ってしまっていると指摘。標準運用手順（ＳＯＰ）を厳守することを求めている。
同衛生総監はこの日の会見で、現在流行している第３波の基本再生度数（Ｒ０）は一時、2.5まで上昇したが、現在は2.2～1.5まで抑えられている、とし「現在は感染者数の増加が見られるが、爆発的に増えることはないだろう」と状況がコントロールできていることを強調している。