【新着】オミクロン株感染者数 3月末に減少の見通し-2002/03/14
2022.03.14 コロナ保健省のノール・ヒシャム衛生総監は3月12日、オミクロン株の感染者数が今月末には減少していくとの見通しを示した。
英国やフィリピンなどでは1カ月以上前にオミクロン株の波のピークに達しており、その後は感染者数が減少していると同衛生総監は説明。同株のピークはすでに達したとも示唆したうえ、ワクチン接種完了者も多いことも減少する理由として挙げた。
ただ、同衛生総監は「今恐れていることは、より危険で感染しやすく、かつワクチンに対する免疫のある新しい変異株が出現すること」と述べ、そのための準備をしておく必要があるとも語った。
また、まだワクチン接種を受けていない人の間で重症者数や死亡者数が高くなっていることを同衛生総監は懸念を示した。